2011年01月30日
船外機のメンテナンスはプロに任せましょう

皆様お世話になります
相変わらず日々が続いておりますね

私の住む北部九州でさえ、朝の気温が氷点下になる事もしばしば
こんな寒い時期はメンテナンス!
な~んて記事最近を良く目にしますね~
最近疑問に思う事があります
『皆さんプロなの?』
もちろんプロの方もいらっしゃるとは思います
私は、過去の職歴の中で自動車整備をしておりました

ですので単気筒のキャブレターなんて簡単です

単気筒のキャブ位なら、見よう見真似でもメンテナンスできると思います
しかしながら小馬力とはいえ、命を預けてる物ですのでメンテナンスは大事です
しかし素人(未経験者)が『チャレンジ』するのはやめたほうが賢明ではないか
と思うのです
ここで格言を一つ
『調子いいもんには触るな!』
です(笑)
皆さんは調子いい愛車のキャブレター(燃料噴射装置)やエンジンのメンテナンスしますか?
しない方が大勢だと思います、なんで船外機だけ気軽にメンテナンスするんでしょうかね~?
調子いい物を触ったとたん調子悪くなったりするものです

車の場合止まればJAFが来てくれますし、遭難もしません
でもそれが沖合いでの話しなら・・・
初めてメンテナンスして、海上でテストするのだけはやめましょうね~
でも
エンジンって案外丈夫ですよ普通に使ってれば壊れませんよ
私の船外機なんて超古いですが(平成10年製)、問題なく動作してますので!
もし調子悪ければプロに相談するのも得策ですよ、結構良心的な価格でメンテナンスしてくれるところもあるようですし
海難事故0を目指して・・
メンテナンス記事が増えるとなんだかエンジンメンテナンスも簡単なように感じてくるものです
ブログに書く方は、『自己責任で』と一言付け加えたほうがいいかもしれませんね。
さて舌の根も乾かぬうちに
船外機メンテナンス~(爆)
始めに言っておきますが今回のメンテナンスは皆さんの新しい船外機ではしばらくする必要がありませんね
なぜなら・・・
私が現在使用している船外機
ホンダBF2Dですが↓

平成10年10月製造の製品ですので、10年はそのままで交換の必要もない部分ですね
今回交換したのは、スロットルケーブル↓

新品と動きを比べてみると段違いです!
最近アジ釣りによく出かけるんですが
アジって少しポイントはずしただけで釣れないもんなんですよね
ですので、瀬の上にピンポイントアンカリングするには、細かな操船が要求されます
最近スロットルの戻りが悪かったので、交換しました
スロットルオフにして10秒後にようやく出力ダウン・・・
もはや私にしか操れない状況でした(笑)
作業時間は調整まで入れて10分程
作業前後でフィーリングは激変しました♪
スロットルケーブルのお値段は約2,000円程
スロットルの動きが悪くなったらオススメです

ワイヤーインジェクター等を使う手もありますが、年数・価格を考慮し今回は交換としました
皆さんの船外機でこの作業が必要になる頃までこのブログがあるかはわかりませんが
どなたかのお役に立てばと・・・
最後に・・・
もしメンテナンスされるならば、考えられる部品を全部用意してから始めましょうね(ガスケット・パッキン等)
それと、作業前の写真や途中の写真を沢山撮ると作業しやすいですよ~

特にキャブは簡単にばらせますが、フロートレベルがずれたりします、そんな時はフロートレベルゲージが無いと基面調整はできませんからね・・・
↑フロートレベルゲージ(こんな工具を使用します)
ちなみに私のエンジンなら基面は12mmですね
ってかこんな数値誰も参考にしないか・・・(笑)
まっ
とにかくご安全に~
メンテナンスは自己責任で!
新人の『ろく』ちゃんです~

↓ランキングサイトの中にもボート屋さんが多数いらっしゃいます、調子悪い時はそんなプロに相談してみて下さいね。



タグ :船外機メンテナンス
2009年03月24日
2馬力 船外機 メンテナンス (オイル漏れ)
今回は船外機のオイル漏れ点検です
前回の釣行時船外機のポスト付近にオイルのタレを発見
今回はこのオイル漏れをなんとかしようという訳です
まずカバー類をはずしまして、漏れ箇所の確認です・・・
といいたいとこですが・・・
あちこちオイル汚れの為どこが原因か判断できません(笑)

さすがに10年選手!
きたない
箇所を判断できる状態ではありませんでした・・・
ので今回は綺麗に清掃して、次回エンジンを回し→漏れ箇所の特定といった寸法です
という事は・・・
確認の為にも釣りに行かなくては!(笑)

なんとなく漏れ箇所は分かってるんですが(爆)
今回は見なかったという事で(猛爆)
エンジン回りをパーツクリーナー一缶使い切る勢いで清掃し、その後エアーブローで汚れも、水気も吹き飛ばしまして・・・
完了~♪
の
はずでしたが
キャブをはずして見て気づきましたが・・・

わかりますかね~?
青い線のとこ
混合気の通り道が狭くなってます
ただでさえ非力な2馬力においてこの小さな差も見逃せません!!
即座に修正
皆さんもキャブのガスケット交換する際はご注意下さい!!
一通り組みなおしエンジン始動
案の定、スローが高めになりました
即座に調整~♪
つまり混合気の量が増えたという事ですね~
つ・ま・り
パワーアップ
という事です
最後にプラグの点検~

優等生です
プラグなんて何年に一回変えるか変えないかなんてもんじゃないですかね~
よくイリジウム等の高級プラグに変える等の記事見ますが、普通でいいんです、安いノーマルプラグでいいんです
金がないんです(爆)
まっそんなこんなで次回確認に行かなくてはならなくなりました(笑)
オイル漏れなのか、オイル消費なのか、オイル下がりなのか
こうご期待!(苦笑)
最後に船外機の使用が終わって保管する際ですが、スターターロープを引くと重たくなるところありますよね?
保管する時はそこで止めておく癖をつけましょう~♪
これでバルブが閉じて圧縮前の状態になり、エンジン内部の密閉が保たれますので・・・





前回の釣行時船外機のポスト付近にオイルのタレを発見

今回はこのオイル漏れをなんとかしようという訳です
まずカバー類をはずしまして、漏れ箇所の確認です・・・
といいたいとこですが・・・
あちこちオイル汚れの為どこが原因か判断できません(笑)
さすがに10年選手!
きたない

箇所を判断できる状態ではありませんでした・・・
ので今回は綺麗に清掃して、次回エンジンを回し→漏れ箇所の特定といった寸法です
という事は・・・
確認の為にも釣りに行かなくては!(笑)
なんとなく漏れ箇所は分かってるんですが(爆)
今回は見なかったという事で(猛爆)
エンジン回りをパーツクリーナー一缶使い切る勢いで清掃し、その後エアーブローで汚れも、水気も吹き飛ばしまして・・・
完了~♪
の
はずでしたが
キャブをはずして見て気づきましたが・・・
わかりますかね~?
青い線のとこ
混合気の通り道が狭くなってます

ただでさえ非力な2馬力においてこの小さな差も見逃せません!!
即座に修正

皆さんもキャブのガスケット交換する際はご注意下さい!!
一通り組みなおしエンジン始動

案の定、スローが高めになりました
即座に調整~♪
つまり混合気の量が増えたという事ですね~
つ・ま・り
パワーアップ

という事です
最後にプラグの点検~
優等生です
プラグなんて何年に一回変えるか変えないかなんてもんじゃないですかね~
よくイリジウム等の高級プラグに変える等の記事見ますが、普通でいいんです、安いノーマルプラグでいいんです
金がないんです(爆)
まっそんなこんなで次回確認に行かなくてはならなくなりました(笑)
オイル漏れなのか、オイル消費なのか、オイル下がりなのか
こうご期待!(苦笑)
最後に船外機の使用が終わって保管する際ですが、スターターロープを引くと重たくなるところありますよね?
保管する時はそこで止めておく癖をつけましょう~♪
これでバルブが閉じて圧縮前の状態になり、エンジン内部の密閉が保たれますので・・・






2009年03月20日
2馬力 船外機 メンテナンス (スターターロープ交換)
え~海は荒れてます
という事でメンテナンスです
前回の釣行時、ポイント移動の際エンジンを掛けようとスターターロープを引いた瞬間
切れました
揺れる船内でのスターターロープ修理なんてのは極力避けたいものです
ナットを落とした
なんて事態も考えられますので
という事で交換です
まずカバーを開けます

次に三箇所あるナットを緩めます

するとこんな感じではずれます

次にロープを準備

今回は小型エンジン専用のスターターロープを使用しましたが、ない場合擦れに強いロープであれば問題ありません~

ゼンマイの力で引っ張ったあと元に戻ろうとする構造ですんで、ゼンマイをロープ1,2メートル分巻ける位の状態でロープをかけ
結び目を作りゼンマイの力でゆっくりと元に戻します

あとは元通りに戻してハンドルのところで結び目を作り終了です~
これは簡単ですので、定期的に点検&交換しましょうね~
ほんと船上での交換は揺れますし慣れないと大変ですので・・・






という事でメンテナンスです
前回の釣行時、ポイント移動の際エンジンを掛けようとスターターロープを引いた瞬間
切れました

揺れる船内でのスターターロープ修理なんてのは極力避けたいものです
ナットを落とした

なんて事態も考えられますので
という事で交換です
まずカバーを開けます
次に三箇所あるナットを緩めます
するとこんな感じではずれます
次にロープを準備
今回は小型エンジン専用のスターターロープを使用しましたが、ない場合擦れに強いロープであれば問題ありません~
ゼンマイの力で引っ張ったあと元に戻ろうとする構造ですんで、ゼンマイをロープ1,2メートル分巻ける位の状態でロープをかけ
結び目を作りゼンマイの力でゆっくりと元に戻します
あとは元通りに戻してハンドルのところで結び目を作り終了です~
これは簡単ですので、定期的に点検&交換しましょうね~
ほんと船上での交換は揺れますし慣れないと大変ですので・・・






2009年03月14日
2馬力 船外機 メンテナンス
先日の釣行時船外機のスロットルの戻りが悪くなり、コントロールが難しかったので、分解清掃です~
まず燃料タンクをはずします
次にスロットルリンク手前の支点部の10mmボルトを緩めます・・・
ポキ(汗;)

ハイ折れました・・・
仕事が一つ増えました
まずは折れたネジの再生から・・・
用意する物
①ドリル
②ねじ山再生工具(タップ)
③勇気
④CRCなど
まっこんなとこですかね
まずボルトの径より細めのドリルで中心に穴を開けます♪

ドリルのサイズを少しずつ大きくしていくと最後は大体ポロッと取れます
次にネジのサイズ測定

ネジ径とネジピッチ(ねじ山の間隔)を測定します

ネジ径とピッチが分かれば後は簡単こんな工具で新しいネジ山を作り終了です!

手ごろな長さのネジがなかったので・・・
強度を増す為ダブルナットにしまして・・・
次回オイル交換の時にでもちゃんとした長さのステンレスボルトに代えます(多分)
はずしたスロットルケーブルを潤滑油に浸けまして錆びを取り、スムーズになりましたら戻して終了です!
(汚れがひどい場合は灯油につけて動かしてたら大体なおります)
手がオイルまみれだったので、写真撮ってません(笑)
最後にアイドリングとスロットル全開位置の調整して完了~♪
ねっ簡単でしょ?
良い子のもなさんは真似しないで、プロに任せましょうね~(笑)

万全の状態になりました!しかし10年物の船外機でもちゃんとメンテナンスすれば、動くものですね





まず燃料タンクをはずします
次にスロットルリンク手前の支点部の10mmボルトを緩めます・・・
ポキ(汗;)
ハイ折れました・・・
仕事が一つ増えました

まずは折れたネジの再生から・・・
用意する物
①ドリル
②ねじ山再生工具(タップ)
③勇気
④CRCなど
まっこんなとこですかね
まずボルトの径より細めのドリルで中心に穴を開けます♪
ドリルのサイズを少しずつ大きくしていくと最後は大体ポロッと取れます

次にネジのサイズ測定
ネジ径とネジピッチ(ねじ山の間隔)を測定します
ネジ径とピッチが分かれば後は簡単こんな工具で新しいネジ山を作り終了です!
手ごろな長さのネジがなかったので・・・
強度を増す為ダブルナットにしまして・・・
次回オイル交換の時にでもちゃんとした長さのステンレスボルトに代えます(多分)
はずしたスロットルケーブルを潤滑油に浸けまして錆びを取り、スムーズになりましたら戻して終了です!
(汚れがひどい場合は灯油につけて動かしてたら大体なおります)
手がオイルまみれだったので、写真撮ってません(笑)
最後にアイドリングとスロットル全開位置の調整して完了~♪
ねっ簡単でしょ?
良い子のもなさんは真似しないで、プロに任せましょうね~(笑)
万全の状態になりました!しかし10年物の船外機でもちゃんとメンテナンスすれば、動くものですね







2009年01月25日
2馬力 船外機 考察
今回は船外機について書いてみたいと思います

私が使用してますホンダ製2馬力4サイクル船外機です
といいましても2馬力限定での話しなので何卒ご了承下さい
ゴムボートでの釣り等で大活躍な船外機ですが、特に2馬力船外機に限っては免許も不要な事から極端に言えばどなたでも簡単に使用する事ができます。
しかしエンジンの力は2馬力とはいえ『1秒間につき75重量キログラム(kg)の重量を1メートル動かすときの仕事率』という定義の通り結構な力があります、よって自分の使い方にあった船外機を安全に使用できる自信がない方は使用をオススメしません。
これはなにより安全の為ですね。
ここからは船外機の種類等についてですが・・・
大きく分けると日本で販売されており、よく使用されている船外機は3種類あります
【1】2サイクル
【2】4サイクル
【3】水冷or空冷
まず【1】・【2】の2サイクル・4サイクルについてです
(2サイクル)
1: ピストンが上昇する間に新気の吸入と混合気の圧縮を行う。
2: 混合気の爆発によりピストンが下降し、その後半で排気を行う。
つまり2工程でワンセットだから2サイクル(こんな簡単な説明でいいのでしょうか・・・
)
(4サイクル)
1: ピストンが下死点まで下がり混合気(燃料を含んだ空気)をエンジン内に吸い込む
2: ピストンが上死点まで上がり混合気を圧縮する
3: 点火された混合気の爆発、膨張によりピストンが下死点まで押し下げられる
4: 慣性によりピストンが戻り廃ガスをエンジン外に押し出す
つまり4工程でワンセット!(Oh!わかりにくい!!)
同じ回数クランクシャフト(かなり分かりやすく言うとプロペラ)を回すのに燃料に点火する回数が2サイクルは4サイクルの倍ですね。
2サイクルと4サイクルの大きな違いはずばり『出力』です
同じ排気量では2サイクルの方が圧倒的なパワーがあります、全部2馬力なのに何を言ってるんだ!このバカはとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、馬力表示はあくまで目安ですし馬力=推進力ではありませんので、あくまでエンジンで発生する力です!
例を挙げると
私が使用してるホンダ船外機の排気量は57ccの4サイクル
一方恐らく人気が一番高い船外機でマーキュリーの2サイクル2馬力の排気量は75ccです
マーキュリーの方が排気量大きいですから馬力ありそうですよね~?しかも同排気量でもパワフルな2サイクルです!
簡単に例えると・・・
全力で100キロしかでない軽トラックと・300キロ出るスポーツカー2台で100キロのスピードで走行してるのを比べるような物です。
2馬力規制がある為に部品を変える事で、馬力を抑えてるという事です。
現に違法ですがマーキュリーの2サイクルは改造した等という噂よく聞きますね
実際に使用した感じでも、並走(条件は違いましたが)2サイクルの方が速かったですね。
スピード・パワーについては絶対的に2サイクル有利です!
しかし万能にも思える2サイクルにも欠点があります
①排気ガスが汚い
②4ストと比べると燃費が悪い
③混合ガソリンを作らないといけない
④ガソリンとオイルを同時に燃焼させる為トラブルも多い
まっこんなとこでしょうか?
①の排気ガスに関しては、エンジンかけて停泊している時臭いです(笑)それから琵琶湖等の限られたエリアでの事ですが、2サイクル禁止のエリアもあるようです、環境問題に注目が集まるこのご時世、今後も禁止エリアが拡大なんて事もあるかもしれません。
②次に燃費ですが、2馬力船外機の燃費なんてたいした金額の話なのでどうでもよさそうですが、問題は金銭的ではなく海上での燃料補給にあります、燃費の良い4サイクルの場合、出航前に1Lタンクに入れますが、めったに追加補給はしません、もちろん遠くまで行くときは補給しますけど、頻度は間違いなく4サイクルの方が低くなります、これは安全に貢献と言えるでしょうね
結構揺れる船内での給油は避けたいものですのでね~
③混合ガソリンについて、これは単に指定された混合比でガソリンと2サイクルオイルを混ぜた物を使用しないといけません、慣れればなんともないでしょう、しかし余った燃料の管理等の問題は避けられませんね、4サイクルならスタンドで購入した普通のレギュラーガソリンでOK!余ったら車にIN!簡単ですね。
④トラブルについてですが、誤解のないよう言いますが、別に2サイクルが壊れやすいという物ではありませんのでご注意を!
トラブルの多い所はある程度決まってきます、ズバリ点火プラグとキャブレターですね、これも対処できる方であれば問題はないでしょう。
次に【3】の水冷or空冷ですがよくある船外機のほとんどは水冷です、私が使用しているホンダの船外機は特殊なほうで、空冷を採用しております、どちらがいいかと聞かれると・・・
このしょーもない記事に関心を持って勉強になった方は空冷をオススメします、理由ですが、パワーと・整備性どちらをとるかということです!
パワー重視の水冷・・・これは最近の猛暑の中で使用した際、外気温が高すぎて長時間連続で運転してる時に若干ですがパワーダウンを体験しました、20分以内の運転ではまったく問題ありませんし、動かなくなるような事はありませんのでご安心を!
整備性重視の空冷・・・水冷エンジンの多くはインペラと言う部品を回転させ海水をエンジン各所に流し冷却し排水という事をくりあかえしております、その為定期的にインペラの交換という整備が必要になります、しかし空冷ではそのような部品は存在しません、メンテナンスと言えばたまに水かける位でしょうか、楽ですね~
それからホントはいけませんが、陸上で少しならエンジンかける事も空冷ならできますので、ある程度燃料を回した状態で浮かぶ事ができます、出航直後は転覆の危険がありますので、できれば早く沖にいきたいものなので・・・
調子悪い時等はほんとエンジンってかかりませんので、焦りますしね
しかし実際に価格面では2サイクルの方が安く販売されている事が多いので(部品構成が複雑な為)2サイクル愛好家のほうが多いみたいですね、しかし燃費・オイル代・手間考えると4サイクルも捨てたもんではありません。
細かい事をいいますと他にも重量等の問題もありますが、購入の決め手にする事もないかと思います、なにより長く使用する物ですから、自分の使い方・技術に合った物を選びましょう~
まっどなたかのお役にたてれば・・・
ボート釣りは楽しいよ~

ホンダマリン BF2D
私も使用してます!





私が使用してますホンダ製2馬力4サイクル船外機です
といいましても2馬力限定での話しなので何卒ご了承下さい

ゴムボートでの釣り等で大活躍な船外機ですが、特に2馬力船外機に限っては免許も不要な事から極端に言えばどなたでも簡単に使用する事ができます。
しかしエンジンの力は2馬力とはいえ『1秒間につき75重量キログラム(kg)の重量を1メートル動かすときの仕事率』という定義の通り結構な力があります、よって自分の使い方にあった船外機を安全に使用できる自信がない方は使用をオススメしません。
これはなにより安全の為ですね。

ここからは船外機の種類等についてですが・・・
大きく分けると日本で販売されており、よく使用されている船外機は3種類あります
【1】2サイクル
【2】4サイクル
【3】水冷or空冷
まず【1】・【2】の2サイクル・4サイクルについてです
(2サイクル)
1: ピストンが上昇する間に新気の吸入と混合気の圧縮を行う。
2: 混合気の爆発によりピストンが下降し、その後半で排気を行う。
つまり2工程でワンセットだから2サイクル(こんな簡単な説明でいいのでしょうか・・・

(4サイクル)
1: ピストンが下死点まで下がり混合気(燃料を含んだ空気)をエンジン内に吸い込む
2: ピストンが上死点まで上がり混合気を圧縮する
3: 点火された混合気の爆発、膨張によりピストンが下死点まで押し下げられる
4: 慣性によりピストンが戻り廃ガスをエンジン外に押し出す
つまり4工程でワンセット!(Oh!わかりにくい!!)
同じ回数クランクシャフト(かなり分かりやすく言うとプロペラ)を回すのに燃料に点火する回数が2サイクルは4サイクルの倍ですね。
2サイクルと4サイクルの大きな違いはずばり『出力』です
同じ排気量では2サイクルの方が圧倒的なパワーがあります、全部2馬力なのに何を言ってるんだ!このバカはとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、馬力表示はあくまで目安ですし馬力=推進力ではありませんので、あくまでエンジンで発生する力です!
例を挙げると
私が使用してるホンダ船外機の排気量は57ccの4サイクル
一方恐らく人気が一番高い船外機でマーキュリーの2サイクル2馬力の排気量は75ccです
マーキュリーの方が排気量大きいですから馬力ありそうですよね~?しかも同排気量でもパワフルな2サイクルです!
簡単に例えると・・・
全力で100キロしかでない軽トラックと・300キロ出るスポーツカー2台で100キロのスピードで走行してるのを比べるような物です。
2馬力規制がある為に部品を変える事で、馬力を抑えてるという事です。
現に違法ですがマーキュリーの2サイクルは改造した等という噂よく聞きますね

実際に使用した感じでも、並走(条件は違いましたが)2サイクルの方が速かったですね。
スピード・パワーについては絶対的に2サイクル有利です!
しかし万能にも思える2サイクルにも欠点があります
①排気ガスが汚い
②4ストと比べると燃費が悪い
③混合ガソリンを作らないといけない
④ガソリンとオイルを同時に燃焼させる為トラブルも多い
まっこんなとこでしょうか?
①の排気ガスに関しては、エンジンかけて停泊している時臭いです(笑)それから琵琶湖等の限られたエリアでの事ですが、2サイクル禁止のエリアもあるようです、環境問題に注目が集まるこのご時世、今後も禁止エリアが拡大なんて事もあるかもしれません。
②次に燃費ですが、2馬力船外機の燃費なんてたいした金額の話なのでどうでもよさそうですが、問題は金銭的ではなく海上での燃料補給にあります、燃費の良い4サイクルの場合、出航前に1Lタンクに入れますが、めったに追加補給はしません、もちろん遠くまで行くときは補給しますけど、頻度は間違いなく4サイクルの方が低くなります、これは安全に貢献と言えるでしょうね
結構揺れる船内での給油は避けたいものですのでね~
③混合ガソリンについて、これは単に指定された混合比でガソリンと2サイクルオイルを混ぜた物を使用しないといけません、慣れればなんともないでしょう、しかし余った燃料の管理等の問題は避けられませんね、4サイクルならスタンドで購入した普通のレギュラーガソリンでOK!余ったら車にIN!簡単ですね。
④トラブルについてですが、誤解のないよう言いますが、別に2サイクルが壊れやすいという物ではありませんのでご注意を!
トラブルの多い所はある程度決まってきます、ズバリ点火プラグとキャブレターですね、これも対処できる方であれば問題はないでしょう。
次に【3】の水冷or空冷ですがよくある船外機のほとんどは水冷です、私が使用しているホンダの船外機は特殊なほうで、空冷を採用しております、どちらがいいかと聞かれると・・・
このしょーもない記事に関心を持って勉強になった方は空冷をオススメします、理由ですが、パワーと・整備性どちらをとるかということです!
パワー重視の水冷・・・これは最近の猛暑の中で使用した際、外気温が高すぎて長時間連続で運転してる時に若干ですがパワーダウンを体験しました、20分以内の運転ではまったく問題ありませんし、動かなくなるような事はありませんのでご安心を!
整備性重視の空冷・・・水冷エンジンの多くはインペラと言う部品を回転させ海水をエンジン各所に流し冷却し排水という事をくりあかえしております、その為定期的にインペラの交換という整備が必要になります、しかし空冷ではそのような部品は存在しません、メンテナンスと言えばたまに水かける位でしょうか、楽ですね~
それからホントはいけませんが、陸上で少しならエンジンかける事も空冷ならできますので、ある程度燃料を回した状態で浮かぶ事ができます、出航直後は転覆の危険がありますので、できれば早く沖にいきたいものなので・・・
調子悪い時等はほんとエンジンってかかりませんので、焦りますしね
しかし実際に価格面では2サイクルの方が安く販売されている事が多いので(部品構成が複雑な為)2サイクル愛好家のほうが多いみたいですね、しかし燃費・オイル代・手間考えると4サイクルも捨てたもんではありません。
細かい事をいいますと他にも重量等の問題もありますが、購入の決め手にする事もないかと思います、なにより長く使用する物ですから、自分の使い方・技術に合った物を選びましょう~
まっどなたかのお役にたてれば・・・
ボート釣りは楽しいよ~

ホンダマリン BF2D
私も使用してます!





